自動車保険の等級のこと知ってますか?
車を運転していると「まだ一度も事故を起こした事がない」といった優秀なドライバーや、「もう3回も事故を経験しちゃったよ」なんて言うドライバー、様々いらっしゃるはず。
けれど、もし、そんなドライバー達の自動車保険の保険料がみんな同じ金額だったら、不公平な気がしますよね?
その不公平さを無くす為に作られた仕組みが、「自動車保険の等級」です。
自動車保険の等級の仕組みとは、一体どういったものなのでしょうか。
最初に、初めて自動車保険に加入する際は、「6等級」からスタートします。
ドライバーとして無事故であれば、1年ごとに1等級ずつ上がって行き、最終的には20等級まで上がります。
しかし、もし途中で事故を起こしてしまったら、3等級下がる仕組みになっていて、最終的には加入時より低い1等級まで下がります。
例をあげれば、やっと9等級まで上がったと思った年に事故を起こしてしまったら、最初の6等級になってしまうというわけ。
自動車保険の等級が上がるとどういうふうに有利かと言うと、それだけ安全運転を行っているドライバーという理由で、保険料がかなり安くなるメリットがあります。
自動車保険に加入したときから1年間無事故で7等級に上がっただけで20%も割引になったり、16等級ぐらいになると約半分の割引をしてもらえるようになったりします。
困ったことに、加入時の6等級から事故を起こして3等級下がると、約30%も保険料が割増になるのです。
当然ですが、自動車保険を安くするためには、常に安全運転を心掛けて、この等級を少しでも上げる事が一番だと言えるでしょう。
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